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トップ画像のクレジット
衣装「QuQu Kimono 2023」【QuQu】https://sonovr.booth.pm/
その前に2023年の結果はどうだった?
2022年の振り返り記事で、2023年でやりたいこととしてこんな事書いてました。というか2023年早々に食あたりして幸先があまりよろしくなかったようです。
VRM1.0の攻略
https://aozoranositade.ape.jp/2022%e5%b9%b4%e6%8c%af%e3%82%8a%e8%bf%94%e3%82%8a2023%e5%b9%b4%e3%81%ab%e3%82%84%e3%82%8a%e3%81%9f%e3%81%84%e4%ba%8b/
VRoid本
依頼ページの整備+価格表やフォーム作成
メインのパソコン買い替え
家族のパソコン2台買い替え
実際の結果はこんな感じです。
- VRM1.0の攻略→✕(blenderで書き出すのはできたけど、Unityにしろblenderにしろ揺れもの関係の設定がだいぶしんどそう…VRM0系のように房1本ごとにまとめて設定できるものもあるといいなぁ)
- VRoid本→◯(後で詳しく書きます)
- 依頼ページの整備+価格表やフォーム作成→✕
- メインのパソコン買い替え→◯(次で書きます)
- 家族のパソコン2台買い替え→✕
他にやったこと
メイン母艦であるパソコンをフル更新しました
元々はイラスト作成+アルファの目的で購入し、長年私の制作を支え続けてきた母艦であるパソコン(2015年頃購入)でWindows11への更新を弾かれてしまったため、今後のことも考えて2023年中に環境の更新を検討しておりました。
以前と同じくBTOで購入も考えていたのですが、私が購入した時期はまだ白PCの選択肢が少なかったのでした。ただ自作PCでは白系のパーツの選択肢が増えてきている時期ではあったので、これを期に自作PC組み立てに挑戦してみました。
壊そうが静電気パチパチしようが全部自己責任だけど、逆を言えば「メーカーやBTOと違って、自分のパソコンに何したか(ドライバ、ソフトなど)をほぼ把握できる」のも数少ないメリットかも。
一年の大半が本の執筆
今年の10月いっぱいまで、VRoidの本2冊続けて書いていました。技術書典には当初「VRoidでキャラを作ろう!」と「厚い同人誌作りたいからkindle本作ってみた話の本(※ボツ案)」を持っていくつもりでしたが、りんご本は完全にVRoid側の動き(iPad版リリース)により予定を変更して急遽執筆した本です。
(技術書典の運営の方、最終日間近にいきなりジャンル変更して本当にすみませんでした)
いやー、作るの大変でしたね~。
初めてamazonに出品した
こちらの本の紙版を作るにあたり、kindleのペーパーバック版という選択肢を選びました。ということは、自動的にkindle direct publishingに登録したということですね。
出版社を通して宣伝しているわけでもなく著者の私も一般的に広く知られている人ではない(多分)ので、一般向けのプラットフォームに置いたからと言って爆発的に売れているわけではありません。
とはいえ、一月の間で全く購入されないのかというとそうでもないようですので、メインはイベントでの販売で、kindleやペーパーバック版はイベントの時以外で欲しい人に届けばいいかな~と言う感じで置いています。ペーパーバックは購入した時点で印刷してすぐ届くので、在庫は抱えません(著者コピーで何冊か作ってイベント販売で余った分は在庫として残ります)。
ちなみにkindle版8:ペーパーバック版2で購入されています。kindleのお店でペーパーバック版がある事自体あまり知られていないというのもありそうですね~
BOOTHは9割ほど電子版で購入している方が多いみたいです。ちょっと場所取るけど、せっかく背表紙も凝っているから紙版も買ってほしい…!
【書籍版】3Dマイキャラメイキング VRoidでキャラを作ろう!
https://sky-blue.booth.pm/items/5066765
バーチャルライフマガジンさんに記事執筆をお願いした
先にNEOKET5で「VRoidでキャラを作ろう!」を販売するにあたり、VRで遊んでいる方向けにも宣伝しようと考えて記事の依頼をいたしました。
技術書典でノミネートされてた(受賞は逃した)
技術書典では、「技術書典というイベントでは初めて出した本」を対象に、「刺され!技術書アワード」での選考に応募することが可能です。出版に関わる方が、応募された本を一つ一つ全部読んで紹介する放送もありました(ざっとでも読むの大変そう…!)。大賞を受賞すると、商業出版で本を出すクラウドファウンディングに挑戦する権利を与えられます。
私の書いた本「VRoidでキャラを作ろう!」が、「ニュースタンダード部門」にノミネートされました!残念ながら受賞は逃しましたが、活動内容的にアウェー寄りの私も同じ舞台に立てたことを光栄に思います。
イベント参加
イベントは「NEOKET5」「技術書典15 オンライン/オフライン」に参加しました。
技術書典の方はレポ書いた記事あるので、こちらを御覧ください。
フィントさんのお仕事
今年はVRoid本の執筆をしたかったので新規のお仕事の受注は断っていましたが、フィントさんがNEOKET5に出展されるとのことで新作のアイテム制作の協力しました。
【VRoid正式版】キーモチーフモノグラム柄ワンピースコーデ (ワンピース/カーディガン) 2点セット
2024年のやりたい事リスト
私の3Dフルスクラッチモデルの改修
さらっとトップ画像で使っちゃいましたが、もう完成しました。いつもの衣装でこちらです。
以前作ったマナと私を合わせるときに絵柄を統一させる必要があるのと、普通にフルスクラッチの技術つけたい(あとサブスタ使ってみたい)目的で作りました。あとVRoidにベータ機能の「着せかえ機能」を試したり、その他フルスクラッチでできることの実験に使ったりとかも考えています。
今までのモデルはアニメ調のドールをもとにしたリアル調に近い絵で、ベータ版のときのVRoidのベースモデルはリアル寄りだったことがあり意図的に合わせていました(というかキャラクターの見た目がベータ版の絵柄まんまの人が結構多かった中で衣装作り始めていたので、今でもVRoidのアイテムはリアル寄りで作っています)。アニメ調の絵が私の本来の絵柄に近いかなと思います。
クローズドベータ状態ですがVRoidでもVRChat向けのフルスクラッチ衣装着せることができるようにする動きもありますし、今後実用化したときに「VRoid/VRChat(汎用※)」両対応とかしてみたいですね~。既存のVRoidアイテムをフルスクラッチで作り直したりとか?
※VRChatでつかうアバター向けの衣装は「〇〇ちゃん専用衣装」という感じで予め既存の販売アバター向けに調整済みのアイテムをよく見るのですが、私がもしVRC向け衣装の販売をするなら「〇〇ちゃん専用」は極力やらないようにしたいなぁ~と考えています。頑張れピクシブさんとXAvatar/XWear形式…!
(単純にただのアマチュア個人なので各種アバター向けの対応作業をするだけの時間を取れない可能性があるのと、せっかくVRoidで既にいろんな体格の人に着てもらっているのに「〇〇ちゃん専用」にして選択肢狭めちゃうの勿体ないなと素人目に思ったというのがあります)
VRoid版はVRoid版で、既存のVRoidアイテムと合わせるときに使いたいので引き続き使います。どっちもできるぜ!とアピールする目的で、こっちの3Dに合わせたVRoidも作ってみたいですね。
VRoidのベータ機能である、着せ替え機能(仮称)の調査研究
VRChat想定アバターなどフルスクラッチアバターに3D衣装を簡単に着せることができる新機能を開発中!https://vroid.com/news/7sDa0w0L2hA8v3kUPJ8iKp
最近のVRoid側の動きで、「着せかえ機能(仮称)」のクローズドベータテストの募集を始めています。
「着せかえ機能(仮称)」は「VRChat想定アバターやVRM(出力は1系ですが入力は0系でも大丈夫でした)フルスクラッチアバター」に他の3Dモデルの衣装を着付けることができる機能です。そのままサイズや比率が合っていない状態で着付けることはできないので、服側のサイズや比率、関節の位置を自動or手動で合わせて着せます。サイズ調整でどうにもならない箇所に関しては、キャラクター側のメッシュを消す作業もできます。
トップ画像のお正月衣装はこれで着せ替えました。
今はまだベータテスト段階なので新しい衣装の形式である「XAvatar/XWear形式」の頒布は非推奨とされていますが、今後はVRoidで作ったキャラ※にXWear形式の衣装を着せたり、逆にフルスクラッチで作られたキャラにVRoid用アイテムを着せたりできるといいですね~!将来的に正式リリースされた時すぐリリースするためにも、フルスクラッチの3Dモデリングの研究も引き続き行おうと思います。
※現段階ではVRoidで作ったキャラクターに衣装を着せたい場合、一旦XAvatarかVRMに変換する必要があるみたいです。
リアルイベントの開拓
現在は以下のイベントの参加を検討しています。
- 技術書博覧会(技書博)
- 次の春に行われる技術書のイベントとして、「技書博」が先に行われるみたいです。先人のブログとか見ていると、比較的まったりした雰囲気のイベントでゆっくり回れそうです。過去にデザイン系の技術書もあったし、多分ここもジャンル的に参加できそうかな?と考えています。
- 技術書典
- 秋に引き続き。新刊は間に合わないので技書博の分を持っていこうかと
- コミティア
- 創作の補助とはいえ技術書というかハウツー本で参加できるかわからないけど検討。
- Vket Real(そもそも今後開催されるかわからないですが…)
- バーチャルイベントのVketのリアル会場版「Vket Real」が12月にあり、クリエイターが出展できるコーナーの一つに「パラリアルクリエイター」が出展できる企画がありました。
- 参考→https://vr-lifemagazine.com/vket2023real-in-shibuhara_report/
サブスタ本とか、VRoidのパーツ毎の本とか書きたい
今のところ、最速で参加申し込みできそうな「技書博10」に向けて、私の3Dモデル作ったことを元に「Substance 3D Panterでデフォルメキャラの塗りをしたいだけ(リアル系の機能全投げする)」の本を書きたいなと考えています。多分解説本じゃなくてただの体験談の内容になるかもしれないです。ただ本職じゃないのであんまり深く突っ込んだ話はしないかも?
Substance 3D Panterってリアル系のはあっても、イラスト寄りのキャラクター塗る本ってあまり本屋でみないな~というのがあったりしまして。モデリングのパートは全カットしても、キャラクターは新しくモデリングしたほうがいいかなぁ。
「VRoidでキャラを作ろう!」は全工程を網羅しているせいでかなり書くのが大変だったので、苦手な人が多い「髪型」や美術用語やキャラデザの話踏まえた「顔・体」、VRoid独自の衣装の構造や型紙パターン考える「服・アクセ」くらいには分けてもいいかもしれないなと思っています。
iPhone買い換え
流石に5年もののiPhone11 proは世間的にかなり古いかも。カバー買いに行ったら在庫処分のワゴンじゃないと取り扱いが無かったりというのがありました。今度買うときはproじゃなくてもいいかな~と思いつつ、VRM使えるアプリでの3Dモデルの動作とかちゃんと動くのか気になるところ。
当サークルのキャラクターのVRoidをリニューアル
まだ作っていない子がかなり多いので…!今のところは同じ絵柄でVRoidで作りたいなと考えています。
live2dモデル(絵は私)
コレはメインで使うものではなく次の「依頼する時の説明資料作り」に関わるものなのですが、私に3Dの依頼を頼みたい層は「live2dで活動しているVtuber」か「3Dの経験に乏しいけどメタバースで何かやりたい企業」辺りになるのかな?と推測しています。
今のvtuberはlive2dの動くキャラクター立ち絵+配信がメインな部分ではございますが、私は 3Dの方の技術を伸ばしてしまってlive2dの技術の方はほぼ無知状態です。正直何が出来るのかはわからない感じです。
なので、客観的に3Dモデル(フルスクラッチ、VRoid)とlive2dの特性を説明する為にもlive2dのモデルは持っておきたいな~と考えました。
活動領域がメタバース寄りなのもあってlive2dはメインで使うことはあまりないので、ソフトの費用と学習コスト考えたら最小構成で外注しちゃったほうがいいのかな…と思ったり。でもメインで使わないのに外注するのは正直クリエイター側としてはどうなのか…う~ん。
依頼する時の説明資料作り
作るならイベントが無い時期(夏頃)か、イベント合わせで作るなら「技術書典」はPDFでも無償頒布できるので新刊扱いで作ってもいいかもしれない。この場合春か秋かは要検討。
3Dモデルが欲しい、私に依頼したい人たちに向けて「live2d、3Dフルスクラッチ(VRChatやVRMなど)、VRoid」のそれぞれの特性を説明した資料を作りたいと考えました。
また、3Dでは、フルスクラッチやVRoidの違い、VRMやFBXのデータは何に使うのか、VRoidの文化圏(有志によるデータ資産が豊富)の説明も書きたいなーと。ユーザーデータを使う時の注意点も書きたい。
配布する時は無償かつ「CC-BY」で配布して、他の人も企業様に説明する時の説明資料として使えるようにしたいかも。(PDFやコンビニプリントとかを想定)
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