Table of Contents
雑談
最初に
今回は「シェイプキーのあるオブジェクトにモディファイアを適用する」方法を書きます。
VRoid学園内で書いた記事の転載です。
blender 2.79b
Apply Modifier v0.5
2021年12月25日追記
元の記事の内容を書き換える時間がないため新しいblenderでの説明は行いませんが、なにかのきっかけで情報が古いこの記事にたどり着いた人の為に追記します。(最近他のサイトからピンバックの要請があったというのも理由です)
この記事を書いた当時から状況が変わり、これより新しいバージョンのblenderでは「Apply Modifier」が動きません。
またオリジナルのプラグイン側の更新も途絶えています。
新しいblender(v2.8x以降~)で使いたい人は、有志の方がメンテナンスをした上でGithub上で公開されています。
GitHub - Taremin/ApplyMo
https://github.com/Taremin/ApplyModifier
どういうシチュエーションで使うの?
ラティスや他のモディファイア(アーマチュア、メッシュ削減や細分割曲面など)はある弱点を抱えています。 それは、「シェイプキーがあるメッシュにはモディファイアの適用はできない!」ということです。
最初からフルスクラッチする人はあまり使わないかもしれませんが、シェイプキーのあるMMDやVRoidなど既存のモデルの顔を変形させたり、アーマチュア(ボーン)の大きさをいじって体型を調整するのに使えると思います。
シェイプキーのあるメッシュには、基本的にはモディファイアを適用はできない!
アドオンの使い方
こちらのサイトから、「Apply Modifier」というアドオンをダウンロードして、blenderに設定をします。(アドオンの入れ方は各自調べてください)
2021年12月25日追記
新しいblender(v2.8x以降~)で使いたい人は、有志の方がメンテナンスをしているこちらのページからダウンロードしてください。
GitHub - Taremin/ApplyMo
https://github.com/Taremin/ApplyModifier
モディファイアを適用したいモデルを「オブジェクトモド」で選択し、
「オブジェクト」(object)→「適用」(Apply)→「Apply Selected Modifier」(英語版も同じ)を選択し、その後出てくるメニューで適用したいモディファイアにチェックを入れて「ok」をクリックして完了です。
(適用はちょっと時間かかります。当方環境ではラティスの適用に5秒ほどかかっています)
あとはラティスの場合は残ったラティスのオブジェクトを消して完了です。
お顔にメッシュ削減を入れることはそうないと思いますが、いちおうこの方法で適用できたこともここに書いておきます。(よっぽどポリが多すぎるとかでない限りあんまりお勧めしませんが…)
これでUnityにFBXを問題なく取り込むことができ、シェイプキーも生きています。